★藤田さん、国連で訴える!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、朗報です! 特定失踪者・藤田進さんの弟の藤田隆司さんが、ジュネーブの国連人権理事会で特定失踪者問題を力強く訴えてきました!

強制的失踪作業部会のセッションで藤田さんは、特定失踪者数百人が写ったポスターを見せて、政府が認定していない多数の拉致被害者がいると力説しました。国連委員はたいへん驚いた表情だったそうです。そして部会長から、「全力で協力したい」という発言を引き出しました。

また今回藤田さんは、世界二大人権団体であるアムネスティ・インターナショナルとヒューマン・ライツ・ウォッチの現地支部、また韓国大使館やアメリカ大使館の外交官とも面会して熱烈に訴えてきました。

宿泊先は安ホテルで、私が国際電話を入れたらフロントのオバちゃんに「ウチは部屋に電話がないから繋げないのよ。ネットが繋がるからメールで連絡してちょうだい」と言われてしまいました。また飛行機ではエコノミー症候群になりそうだったそうですが、烈々たる使命感に支えられて大きな成果を挙げてきました。


 


藤田さんが訪問したジュネーブの国連

 

前回説明したとおり、これは松原仁拉致担当大臣の力強いリーダーシップで実現したことです。大臣に感謝です!

本ブログ2012年7月5日付記事

19日に藤田さんは、大臣を訪ねて感謝報告をしました。これまで証拠があるのに政府に無視されてきた辛い日々、また政府の妥協によって兄が口封じで殺されるのではないかと脅えた眠れぬ夜を思い、号泣する寸前だったと思いますが、グッとこらえて感謝の気持ちを伝えることができました。


そうしたところ大臣は、「特定失踪者でたくさん、私は実はね、認定するべき被害者はいると思うんです」とたいへん重い発言をされました。TBSが報じています。大臣のリーダーシップに今後とも期待したいと思います。

 

前回松原大臣と面会したとき

 


★なにがなんでも全員救出!

藤田さんがジュネーブで力説したのは、政府認定の拉致被害者17人は氷山の一角だということです。特定失踪者だけで数百人、警察に「拉致でないか」と家族が相談した件数が900件、そして北朝鮮から見たら「成功」である全く認知されていない拉致事件が多数あります。


拉致はよく訓練されたプロ工作員が、土台人ネットワークを使って用意周到に行う犯罪であり、身寄りのない人が狙われてきた事実もありますので、残念ながら多くが「成功」していることは間違いありません。以前説明させていただいた通りです。

本ブログ2011年12月5日付記事

本ブログ2011年10月5日付記事

とにかく、全員救出しなければなりません!

 

これだけ証拠があっても認定が遅れているという現実


一部にある「外交に妥協は付きもの。ほどほどのところで手を打つしかない」といった主張は、取り残された数百人の拉致被害者を死に追いやりかねない許しがたい犯罪幇助です。そもそも北朝鮮が拉致被害者を返さないのは、「日本が諦めそう」という誤ったメッセージが伝わるからなのです。


北朝鮮の会議を思い浮かべれば一目瞭然です。「拉致被害者を返さなければ一兆円取り損ねる」と主張する実利派と、「やつらチョッパリはすぐ諦めるさ。放っておけ」と主張する頑迷派が議論した場合、頑迷派は日本の弱腰姿勢を指摘するだけで、実利派を黙らせることができるのです。「必要もない妥協を主張する奴は売国奴だ!」と言われれば、北朝鮮のような国で実利派は沈黙せざるを得ません。

 

見えるところだけはカッコよく。平壌中心部

(スヴェン・ウンベハウエン氏撮影)


日本政府の広報にも問題があります。残念ながら社会一般に、拉致被害者は政府認定の17人(残り12人)だけとの誤解が広くあります。世の中に未解明の事件や、当局に認知されていない犯罪が多数あるように、拉致も実際には物凄い規模であることを、しっかり伝える必要があるのです。

 

誤解を生みかねない拉致問題対策本部のポスター

 

その点東京都の取り組みは評価できます。地下鉄構内に多数張られている「東京へ、返せ!」のポスターは、特定失踪者の写真が掲載されています。

 

東京都のポスターは適切

 

ホームページにも下記のように出ています。
http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/rati/tokyorati/tokyorati.html

引き続き全員救出のため、様々な働きかけをしていきたいと思います。

 


★国連大使に何度も訴えよう!

拉致問題解決に必要なのは、なんと言っても制裁です。北朝鮮はマトモな国ではありませんから、圧力をかけて言うことを聞かせるしか方法がありません。また私たちの生命に関わる重大問題である北朝鮮の核も、体制崩壊寸前まで制裁をかけない限り、決して解決しません。カダフィの惨めな最後を見て、北朝鮮指導部が絶対に核を手放すまいと誓ったことは想像に難くありません。

ここで皆様にお願いがあります。前回に引き続き、国連安全保障理事会理事国の国連大使に、密輸船運営会社への制裁を求めるメールをお送りいただきたいのです。


北朝鮮の核実験は、恐らくアメリカ大統領選や韓国大統領選に近い時期に行われるでしょう。今やるより政治的インパクトが大きいからです。実験後に国連安保理で新たな制裁決議が出ることになりますが、より厳しいものにするために、今から国連大使にロビー活動をしておいたほうがいいのです。
前回お送りいただいた方も、ぜひ今一度お送りください。下記のように具体的企業名まで入った要請は、無視されません。

 

ニューヨークの国連


送り先メールアドレス(宛先を自分にしてBCCに)

france@franceonu.org; portugal@un.int; info@new-york-un.diplo.de; guatemala@un.int; azerbaijan@un.int; india@un.int; colombia@colombiaun.org; info@morocco-un.org
;
アメリカ国連代表部メール送信フォーム

http://usun.state.gov/about/contact/index.htm
TypeInternationalで、CountryJapanを選んでください)

例文
件名: North Korea sanctions
本文:
Your Excellency,

I wish to convey my gratitude to the Security Council for publishing report of the Panel of Experts on North Korea sanctions violations. It is now very clear that Chinese
port of Dalian is at the centre of smuggling operations and I urge the Security Council to impose sanctions on all entities mentioned in the report.

I would also like to urge the Security Council to target entities involved in sanctions violations reported by the Asahi Shimbun, the New York Times and the BBC.

http://ajw.asahi.com/article/asia/korean_peninsula/AJ201206130003
http://www.nytimes.com/2011/06/13/world/asia/13missile.html?_r=3
http://news.bbc.co.uk/2/hi/8127814.stm

These include ship manager and registered owner of M/V Harmony Wish, Harmony Growing Ship Management Co Ltd and Harmony Wish (HK) Shipping Co Ltd; former ship manager and registered owner of M/V Light, Dalian Sea Glory Shipping Co and Ever Ocean Shipping Agency Co Ltd; ship manager and owner of M/V Kang Nam 1, Kumrung Trading Co Ltd.

Thank you for your consideration.

Very truly yours,

(あなた様のお名前)


なおアメリカ国務省送信フォームの画像認証が分かりにくいという声をいただきましたが、右側の青い回転ボタンをクリックしてみてください。新しいアルファベットが表示されます。何度かクリックしているうちに、読める画像が出てきます。難しいことはありません。

それでは皆様、よろしくお願いいたします。



犯罪に報いを!