★国際連帯で金正日容疑者を追いつめろ!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、朗報です! このたび東京に各国NGOが参集し、「北朝鮮における『人道に対する罪』を止める国際NGO連合」(ICNK)を結成しました。
世界
15ヶ国の40の団体・個人が名を連ね、北朝鮮の「人道に対する罪」を調査するための国連事実調査団の設立を働きかけることになりました。参加団体には世界の主要人権団体や、各国政府と密接な関係を持つ複数の団体が含まれています。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110908-OYT1T00828.htm

 


97日に明治大学で大規模なシンポジウムが開かれ、翌日水道橋の「庭のホテル」でメンバーによる会議が開かれました。そして外国特派員協会で記者会見を行ったあと、朝鮮総連前で抗議行動を行いました。
欧米人が多数参加する抗議デモに驚いたのか、朝鮮総連最高幹部が様子を見るため外に出てきたのが印象的でした。

 

 

 


一連の動きで、国際刑事裁判所(ICC)の金正日容疑者逮捕状発行がだいぶ近づきました。強烈なプレッシャーになったことは間違いありません!

 

ハーグの国際刑事裁判所。いつか金正日容疑者も。。。


★欧州コネクション

いっぽう、強欲な外国企業による北朝鮮との取引も続いています。今回ヨーロッパの一流企業が、北朝鮮軍部フロント企業と取引していることが分かりました!

オーストリアの上場企業で、従業員7,800人を擁する世界最大級の産業用耐熱製品メーカーRHIは、株式の51%を所有するスイス子会社クィンテルミナを通して、北朝鮮でマグネシウムの採掘・輸出を行ってきました。昨年までクィンテルミナに、多数のオーストリア人役員が登記されていたことを確認しています。
もちろん採掘・輸出を行なえば、代金を北朝鮮に支払うことになります。


クィンテルミナ社長のデビッド・コプレット氏は、同社株式の残り49%を所有するゴールデンボート・ホールディングのオーナー一族です。ゴールデンボートはチューリッヒの会計事務所を登記上の本社とする持ち株会社で、香港の海運会社ヤシェヤも所有しています。北朝鮮で産出されたマグネシウムの輸送を担当しているのがヤシェヤです。
実は私のほうで、コプレット氏が自ら作成した文書を入手していて、鉱山の場所から取引内容まですべて把握しています。裁判になっても負ける心配がないので安心です(笑

ちなみにコプレット氏はフランス人で、大金持ちのボンボン専用の寄宿学校であるアイグロン・カレッジの卒業生です。この学校は学費が凄まじく、高校生の場合で年間82,050スイスフラン(約700万円)です。日本にも学費が高い学校はたくさんありますが、さすがに年間700万円は聞いたこともありません。

http://www.aiglon.ch/information/admissions/fees-and-charges/senior-school-fees/view

 

クィンテルミナがあるクールの町(バルトズ・マカラ氏撮影)

 

 クィンテルミナの北朝鮮におけるビジネス・パートナー・朝鮮勝利貿易会社(Korea Sungri Trading Corporation)は、信頼できる筋によれば国防委員会直属の企業です。
朝鮮勝利貿易会社については、韓国の中央日報の本年814日の記事でも、軍部の主要フロント企業として紹介されています。

http://japanese.joins.com/article/798/142798.html
我が国の経済産業省が、大量破壊兵器開発に関わっている恐れがある者をリストアップした「外国ユーザーリスト」にも、朝鮮勝利貿易会社は生物兵器、化学兵器、ミサイル、核の懸念があるとして掲載されています(下記リスト235番)
http://www.meti.go.jp/policy/anpo/law_document/tutatu/t08kaisei/110901EUL/t08kaisei_userlist_kohyo.pdf

 

 

 このような北朝鮮軍部との取引が、国連制裁に違反することは言うまでもありません。
2009
年に採択された国連安保理決議1874の第18項は、「北朝鮮の核関連、弾道ミサイル関連又はその他の大量破壊兵器関連の計画又は活動に貢献し得る金融サービスの提供、又は自国の領域への、自国の領域を通じての若しくは自国の領域からの、又は自国民、自国の法律の下で組織された団体(海外の支店を含む)、自国の領域内の者若しくは金融機関に対する若しくはこれらによる、いかなる金融又はその他の財産又は資産の移転も防止することを要請する」と定めています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/anpori1874.html
簡単にいえば、核やミサイル開発に使われる可能性がある一切の送金が禁止されているのです。その最も典型的な送金先が国防委員会であることは明白です。

朝鮮勝利貿易会社との取引は、重大な制裁破りなのです! 自らの利益のため、世界中の無辜の人を危険に陥れる、無責任、卑劣かつ悪辣な行為です。
拉致問題の解決を遅らせているだけではありません。前回も書きましたが、イスラエルで北朝鮮が開発した核ミサイルが実際に使われ、何十万人ものユダヤ人が虐殺される可能性を高めています。これは発生確率が高い現実的な脅威です。

 

ミサイル攻撃で足を失ったイスラエルの少年(エディ・イスラエル氏撮影)


北朝鮮にとって日本への核ミサイル攻撃は、アメリカに徹底的に報復される自殺行為なので決して行いません。北朝鮮は自暴自棄のチンピラのように振る舞いますが、体制存続のための計算された演技に過ぎません。チャック・ダウンズ氏の『北朝鮮の交渉戦略』(日新報道・2002年)を読むとよく分かります。喜び組に囲まれ酒池肉林の生活を送り、自分が可愛くて仕方がない金正日容疑者が、自殺などする訳ないのです。

ところが北朝鮮は、イスラエルにミサイル攻撃を行っているテロ組織・ヒズボラに、すでにスカッドDミサイルを提供しているのです。技術者を中東に派遣して組み立て、シリアを通して提供しています。スカッドDミサイルは1トンの弾頭を搭載でき、射程は700キロで、イスラエル全域が射程に入ります。
そして北朝鮮による核拡散は、もはや疑惑などでなく、国際的に認知された事実です。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110918/kor11091809590001-n1.htm
北朝鮮製核ミサイルが、イスラエルを攻撃する日が迫っています。

 

2000年かけて神殿の丘を取り戻した瞬間(1967年)


北朝鮮による大量破壊兵器拡散で、広島・長崎の惨劇が繰り返されようとしていることは、日本人として絶対に許せないことです。下記は犠牲者の写真。たいへんショッキングなものです。
http://www.mctv.ne.jp/~bigapple/
特にユダヤ人には、我が国の命運が尽きようとしていた日露戦争のとき、大量の外債を引き受けてもらった恩義があります。北朝鮮が何十万人ものユダヤ人を虐殺する手助けをしているいま、日本人は立ち上がるべきです。

 

外債を引き受けてくれたユダヤ人銀行家ジェイコブ・シフ

昭和41年にイスラエル大使が着任したとき、先帝陛下から「日本人はユダヤ人への感謝の念を忘れません。かつてわが国はヤコブ・シフ氏に大変お世話になりました」とのお言葉があったという。


RHIとクィンテルミナの北朝鮮取引は、北朝鮮軍部を強化する許し難い行為です。いますぐ、やめさせましょう!


★訴えよう!

私はスイスとオーストリアの大臣に書簡を送り、両社の北朝鮮取引を禁じるよう強く求めました。そうしたところスイスのシュナイダーアマン経済相から、国連安保理決議を徹底的に履行している旨のサイン入り返答を受け取りましたが、本件の違法性については十分認識されていないようでした。
また駐日オーストリア大使館の公使に面会して訴えましたが、「国連決議で定められた責務は厳重に受け止めている」と言うものの、個別のケースについては回答しませんでした。

 

スイス経済相から届いた書簡


業を煮やして自由アジア放送(RFA)の記者に伝えたところ、早速下記記事になりました。尊敬するラリー・ニクシェ博士がコメントしてくれたのは嬉しかったです。

http://www.rfa.org/korean/in_focus/nk_diplomacy/swiss-07252011174702.html
下記はグーグル翻訳ページによる自動翻訳です。だいたい分かる日本語になっています。

翻訳ページリンク


その後各国政府や、国連の委員に訴えたりしました。ただ残念ながら、まだ具体的な結果は出ていません。
仕方がありません。そろそろオーストリアのRHIを直接注意しましょう。今回のケースは証拠隠滅を防ぐため、直接接触が後回しになっていました。

ここで皆様にお願いがあります。ほんの数分だけお時間をいただけないでしょうか? 下記のメールアドレスかファックス番号に、社長宛てのメッセージを送っていただきたいのです。
いまこの瞬間も、私たちの同胞である拉致被害者が、一日千秋の思いで助けを待っています。ありとあらゆる手を尽くして、北朝鮮に圧力をかけましょう。よろしくお願いいたします。


<追記>終了したロビー活動

ご協力ありがとうございました。お陰様でRHIに北朝鮮から手を引かせることに成功しました。


送り先
RHI AG オーストリア本社
メールアドレス: 
rhi@rhi-ag.com, investor.relations@rhi-ag.com
ファックス番号: 43-50-213-6213 (KDDIの場合、ファックス番号の前に001-010とダイヤルするだけですぐ繋がる)


例文

件名: Violations of UN sanctions

Dear Mr Franz Struzl,

 

I am writing to urge that RHI AG ceases all trade with North Korea immediately and announces it publicly.
I understand that RHI AG is producing and exporting magnesite in
North Korea through its Swiss subsidiary Quintermina AG and that their business partner is Korea Sungri Trading Corporation, a front company directly under the National Defence Commission of North Korea. Such transaction is in violation of paragraph 18 of UN Security Council Resolution 1874.
http://www.un.org/News/Press/docs/2009/sc9679.doc.htm
RHI AG has indirectly aided
North Korea’s nuclear proliferation activities that are threatening the lives of millions of Israeli people.
http://www.haaretz.com/news/middle-east/report-north-korea-sent-nuclear-software-to-iran-1.380409

If RHI AG exports North Korean magnesite to the
US, you could be targeted by US sanctions and face imprisonment for up to 20 years.
http://www.treasury.gov/resource-center/sanctions/Programs/Documents/nkorea.pdf
The Executive Order 13570 prohibits the importation into the US, directly or indirectly, of any goods, services, or technology from North Korea and the penalties are severe.

Thank you for your cooperation in advance.

Yours sincerely,
(あなた様のお名前)



いま一部に、「北朝鮮制裁は効いていない。だから拉致問題で妥協を」と言う声があります。
とんでもない誤解であり、知識不足です。制裁が効いているからこそ、北朝鮮は土下座せんばかりに世界中に食糧支援を求めたのです。
そして制裁は、まだまだやれるのに行われていないことが無数にあります。今回の件など典型的な例です。効いていないどころか、まだ大してやってもいないのです。

北朝鮮制裁は、私たち一般国民も在宅ロビー活動を通して参加することができます。
特定失踪者切り捨ての動きに抗するためにも、ぜひオーストリアにメールやファックスをお送りください。よろしくお願いいたします。

 

政府拉致問題対策本部ホームページより引用

 

 

全員とは、特定失踪者を含めた拉致被害者数百人全員のことです!

一切妥協しません!