★ いよいよ制裁局面だ! 

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、私たちが求めてきた朝鮮総連への破産申立てが近く実現するかも知れません!

1月20日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、金正恩が出席して党政治局会議で対米方針を議論した結果、
「われわれが主導的に取った信頼構築措置を全面的に再考し、暫定的に中止していたすべての活動を再稼働する問題を迅速に検討するよう、該当部門に指示した」
と報じました。つまり、2018年の米朝首脳会談前に表明した核実験・ICBM発射実験中止措置の見直しを示唆したということです。バイデン政権が突如として譲歩しない限り、北朝鮮は核実験やICBM発射をやることになります。

それに対してアメリカは国連制裁強化で応えようとするはずです。ところが国連安全保障理事会でロシアと中国が拒否権を持っているので、いまの状況では実現不可能です。ロシアがアメリカの要請に応じるはずがありません。

アメリカによる対北朝鮮独自制裁は、もうすでにやり尽くしたといっていいでしょう。北朝鮮政府・朝鮮労働党を制裁対象に指定し、国際金融システムから完全に排除しています。外国の港で北朝鮮船舶を差押え、競売にかけることまでしました。さらに北朝鮮制裁破りに関与したシンガポール人を国際指名手配し、シンガポール政府に身柄引き渡しを要求しています。アメリカは日本と比べものにならないほど強力な独自制裁をかけているのです。

追加制裁をかけられないアメリカは何をするか? 明白だと思います。日本政府に「朝鮮総連に破産申立てをしてくれないか?」と要請してくるはずです。もちろん私のほうで、アメリカの要路に破産案を売り込んであります。アメリカが核実験やICBM実験をやられて「遺憾砲」で済ますことはあり得ません。いまの状況で限定武力行使は考えられない以上、同盟国に強力カードを切らせようとするでしょう。

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債権回収は大赤字!

昨年末に、松原仁先生が提出した「朝鮮総連からの債権回収に関する質問主意書」への政府答弁書が閣議決定され、朝鮮総連の現在の負債総額が1049億円で、4年4ヶ月で回収できたのはたったの3億円であることが明らかになりました。衆議院HPに掲載されています。

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このあいだ整理回収機構(RCC)担当者の人件費は10億円以上出ていますから、大赤字です。しかも朝鮮大学校の時価100億円以上の土地(無抵当で所有)には手も足も出ません。

最大の問題は、政府が朝鮮総連に破産申立て「していない」ことが拉致被害者救出を阻害している事実です。北朝鮮に誤ったメッセージを送っています。北朝鮮からすれば、1兆円以上の血税を巻き上げたのに朝鮮総連の存続を許すような日本政府なら、拉致被害者もすぐに諦めるはずだとの結論に至ります。北朝鮮が日本をみるときの最大関心事である金銭面で甘い対応をすれば、すべてにおいて侮られます。

北朝鮮からみた朝銀問題はいかなるものか、小池百合子現都知事が平成11年に衆議院大蔵委員会で紹介した朝銀大阪元幹部の次の証言がよくあらわしています。

「預金を金正日に流したのだから逮捕を覚悟した、逮捕されたらすべてを語るつもりでいたが、だれも調査に来ず、来たのは預金保険機構からの三千百億円の贈与であった、そして逮捕を免れた」

北朝鮮からすれば、日本は奇跡の国です。普通の国に生まれ変わったと日本が行動で示さない限り、拉致被害者の帰国はありません。
政府の怯懦が、もっとも弱い立場にいる私たちの同胞を苦しめています。いまも氷点下10度以下の平壌で、横田めぐみさんたちが寒さに震えています。

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ここで皆様のお願いがあります。ほんの少しだけお時間をください。首相官邸ホームページ「ご意見募集」から「朝鮮総連に破産申立てをしてください!」とメールをお送りください。以前送信された方は再度お願いします。

アメリカから要請されたら岸田政権は断れないと思いますが、やはり外圧でなく日本国民の怒りで総連破産を実現したいものです。ご協力よろしくお願いいたします。



Emperor Meiji uniform
夜をさむみねざめの床におもふかな
雪にうもれし里はいかにと
(明治天皇御製)