★ モンゴルは北朝鮮と縁を切れ!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、以前から各国に北朝鮮労働者問題を訴えてきましたが、最近になって確信犯二国(中国・ロシア)以外は続々と追放に踏み切っています。
例えば韓国の聯合ニュースが5月29日に報じたところによれば、旧東側諸国のブルガリア、チェコ、ルーマニアの三国が、北朝鮮労働者の雇用中止を決定しました。またアメリカ政府公式放送局VOAによれば、セネガルも北朝鮮労働者に対するビザ発給を停止しました。そればかりかセネガル当局は、国内で事業展開していた北朝鮮企業を核開発資金提供の疑いで捜査していると、国連の北朝鮮制裁委員会に報告しています。

ところがこの期に及んで、いまだ北朝鮮労働者を追放せず、核・ミサイル開発資金を提供し続けている国があります。モンゴルです。昨年7月にウォールストリート・ジャーナルが、首都ウランバートルで北朝鮮労働者1000人以上が工場や建設現場、レストラン、医療施設などで働き、金正恩体制を支えるため送金していると報じました。しかし1年近くたった今も、追放のニュースはありません。
https://www.wsj.com/articles/north-koreas-lucrative-labor-exports-come-under-pressure-1467916815


過去に私たちは、モンゴル外務省に何度もメールを送り、北朝鮮労働者を使うことが安保理決議だけでなくILO(国際労働機関)条約やFATF(金融活動作業部会)勧告に違反し、国際社会で許されないことを強く訴えてきました。
本ブログ2016年8月5日付記事


モンゴルが国際法を守ろうとしないことは誠に遺憾です。このまま北朝鮮に核・ミサイル開発資金を提供し続けるなら、モンゴルは国際社会の敵となります。モンゴル政府は、一刻も早くこの重大性を認識すべきです。

missilelaunch



★ 世界各国の大使に直訴だ!

ここで皆様にお願いがあります。ほんの少しだけお時間をください。全世界のモンゴル大使にメールを送って、事の重大性を警告していただきたいのです。

過去モンゴルに訴えたときは、外務大臣と何人かの大使のみに送りました。しかし今回は、全世界のモンゴル大使館のメールアドレスを掲載しました。事はモンゴルの国運にかかわる重大事なので、広く議論してもらう必要があります。例文は過去に送ったものと違い、簡潔かつ厳しい内容にしました。

例文をコピーするだけなら1分です。モンゴルに北労働者を追放させ、金正恩政権に大打撃を与えましょう! いますぐお送りください。



送り先(多数に送っていることが分からないよう、宛名に自分のメールアドレスを入れ、BCCに下記をコピーしてください)
ankara@mfa.gov.mn, astana@mfa.gov.mn, bangkok@mfa.gov.mn, beijing@mfa.gov.mn, berlin@mfa.gov.mn, brussels@mfa.gov.mn, brasilia@mfa.gov.mn, budapest@mfa.gov.mn, havana@mfa.gov.mn, vienna@mfa.gov.mn, vientiane@mfa.gov.mn, warsaw@mfa.gov.mn, washington@mfa.gov.mn, cairo@mfa.gov.mn, canberra@mfa.gov.mn, jakarta@mfa.gov.mn, london@mfa.gov.mn, moscow@mfa.gov.mn, delhi@mfa.gov.mn, ottawa@mfa.gov.mn, paris@mfa.gov.mn, prague@mfa.gov.mn, italy@mfa.gov.mn, rome@mfa.gov.mn, sofia@mfa.gov.mn, hanoi@mfa.gov.mn, seoul@mfa.gov.mn, singapore@mfa.gov.mn, stockholm@mfa.gov.mn, tokyo@mfa.gov.mn, kuwait@mfa.gov.mn, info@mfa.gov.mn, mongolianmission@twcmetrobiz.com, mongolie@bluewin.ch, ambassador@mongolianembassy.us


例文
件名: Violation of UNSC resolutions など(タイトルは個々別々のほうがいいので、できれば変更してください。From ・・・と自分の名前を入れても構いません)
本文:

Your Excellency,

I am writing to urge Mongolia to stop funding North Korea’s nuclear and missile programmes immediately. The Wall Street Journal reported on 7 July 2016 that there are more than 1,000 North Korean slave labourers in Mongolia helping to keep money flowing to the regime at home. It is suicidal for Mongolia to side with the North Korean regime.
http://www.wsj.com/articles/north-koreas-lucrative-labor-exports-come-under-pressure-1467916815

As you are aware, on 30 November 2016, the UN Security Council adopted resolution 2321 (2016) that "Expresses concern that DPRK nationals are sent to work in other States for the purpose of earning hard currency that the DPRK uses for its nuclear and ballistic missile programmes, and calls upon States to exercise vigilance over this practice;"
https://www.un.org/press/en/2016/sc12603.doc.htm

Mongolia has a decision to make, as President George W. Bush said on September 2001: "Every nation, in every region, now has a decision to make. Either you are with us, or you are with the terrorists,"

Thank you for your consideration.

Yours truly,
(あなた様のお名前)



翻訳文
大使閣下
モンゴルが、北朝鮮の核・ミサイル開発計画への資金提供を直ちに中止するよう要求します。2016年7月16日のウォールストリート・ジャーナルは、モンゴルに北朝鮮人奴隷労働者1000人以上がおり、金正恩体制を支えるため送金していると報じました。北朝鮮の側に立つことは、モンゴルにとって自殺行為です。
(ウォールストリート・ジャーナル記事URL)
ご存じのように2016年11月30日、国連安保理は次のように定めた決議を採択しました。「北朝鮮国民が、北朝鮮が核及び弾道ミサイル計画のために使用する交換可能通貨を得る目的で、他国で働くために派遣されていることに懸念を表明し、各国にこのような慣行を監視することを要請する」
(安保理決議URL)
いまモンゴルは決断を迫られています。ジョージ・ブッシュ大統領が2001年9月に述べたように、「すべての地域のすべての国はいま、決断すべきことがある。我々の側につくか、それともテロリストの側につくかだ」です。
ご検討ありがとうございます。




★ 拉致被害者が逃げ込む先

現在、山谷えり子本部長が率いる自民党拉致問題対策本部が、北朝鮮と関わりがある国の在京大使館への訪問活動を行っていて、すでにモンゴル大使等に面会していますが、拉致被害者救出に繋がる可能性があるので注目しています。過去の事例から、拉致被害者がピョンヤンの外国大使館に逃げ込む可能性が十分にあるのです。

Yamatani Eriko desk

山谷えり子・自民党拉致問題対策本部長

もっとも分かりやすい例は、拉致被害者ではありませんがジェンキンスさんです。著書『告白』(角川書店)によれば、1960年代後半にピョンヤンのソ連大使館に駆け込んでいます。そこで政治亡命を求めると、応対した外交官は2時間以上話を聞いたあと、すぐに戻ると言って席を立ちます。そして1時間以上たってから戻ってくると、「すまないが何もしてやれない、ここを立ち去って、二度と戻ってきてはならない」と告げました。仲間のパリッシュ氏は諦め切れず、別の機会に中国大使館に行って亡命を求めましたが、やはり断られています(文庫版の81ページ)

1978年に拉致されたレバノン人女性のうち2人は、家族に「心配するな」というニセ電話をかけさせるためベオグラードに送られましたが、隙を見てホテルから逃げ出し、クウェート大使館に駆け込んで脱出に成功しています。2人の証言から拉致事件が発覚し、レバノン政府は残り2名のレバノン人女性を取り返すことに成功しています。また助け出された4人の証言から、フランス人、イタリア人、オランダ人の拉致が発覚しています。

同じく1978年に拉致された、韓国人映画監督の申相玉氏と女優の崔銀姫氏の夫妻は、1986年にオーストリアのウィーンで隙を見て逃げ出し、アメリカ大使館に駆け込みました。このことはBBCが記事にしていて、外国人に説明するとき重宝します。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/2821221.stm


ジェンキンス氏は著書で、「このソ連大使館の一件以来、ついに私たちは結論に達した。北朝鮮を脱出する道はなく、ここで死ぬのだと」と書いています。実際のところ、漁船で脱出するのは不可能に近いのが現実です。拉致被害者には、なんとか友好国の大使館に逃げ込んでほしいものです。


山谷本部長が打った手が実を結ぶことを、切に願っています。



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ますらをは家につたはる太刀はきて 軍のにはにうちむかふらむ
(明治天皇御製)