★あの大物が協力してくれる

良いお知らせがあります! 前回、金正日の秘密銀行口座凍結を訴えようと呼びかけさせていただきましたが、ハーバード大学のジョセフ・ナイ博士から「機会があればオバマ政権中枢に問題提起してみます」と早速メールで返答をいただきました。

ジョセフ・ナイ博士は国際政治に関心がある方ならご存知だと思います。1977年にカーター政権の国務次官補になって以来30年以上、常にアメリカ外交政策のキーパーソンだった人物です。恐らくナイ博士の持つ北朝鮮情勢への実質的影響力は、日本の首相以上だと思います。これだけの大物が動いてくれるのですから、私たち草莽も在宅ロビー活動で側面支援したいものです。

なおアメリカの有力者二百数十人とスイス・ルクセンブルクの閣僚に要請文を発送してからまだ2週間も経っていませんので、これからまだまだ返事が届くはずです。


★この方法ならカンタン!

さて前回2009年8月20日に、メールや手紙、ファックスで要請文を送ろうと呼びかけさせていただきましたが、「もっとカンタンにできる方法も紹介したらどうか」というご提案をいただきました。

http://kenkato.iza.ne.jp/blog/entry/1900866/


在宅ロビー活動でもっとも効果的なのは、教養ある多くの市民がそれぞれの視点、切り口で個別にメッセージを送っていくことですが、同じメッセージを大勢で送りつける圧力団体的手法もある程度の効果が期待できます。

そこで今回、下記メッセージをメールで送ることを呼びかけたいと思います。

件名: Request for Investigation
本文: I hereby request that an investigation be launched into North Korean dictator Kim Jong-Il’s money laundering and his secret bank accounts be frozen.

http://www.fincen.gov/statutes_regs/guidance/html/fin-2009-a002.html

送り先
スイス財務省(大統領が財務相兼任) 
info@gs-efd.admin.ch
スイス連邦警察マネーロンダリング通報局(下部のE-mailの表示をクリック)
http://www.fedpol.admin.ch/fedpol/en/home/themen/kriminalitaet/geldwaescherei.html
ルクセンブルク政府
http://www.gouvernement.lu/functions/contact/index.php

件名は「捜査の要請」で、本文は「北朝鮮の独裁者・金正日のマネーロンダリングを捜査し、秘密銀行口座を凍結するよう要請します」という文章と、アメリカ財務省金融犯罪捜査ネットワーク(FinCEN)の北朝鮮マネーロンダリングに関する警告文へのリンクになります。これをコピー&ペーストして送るだけです。カンタンです。

ルクセンブルクには金正日秘密資金がスイスから移されたと、「AERA200612日号は韓国情報筋の話として報じています。ぜひルクセンブルク政府にもお送りください。上記入力フォームのNomはファーストネーム、Prénomは姓、Paysは国になります。

たとえ金正日の秘密口座が今現在スイスやルクセンブルクになくとも、過去の送金記録が残っていますので、調査開始のニュースは北朝鮮への強烈な圧力になります。そこまで行かなくても「凍結せよ」と大勢の日本人が要請している事実だけで、金正日は強い不安を感じるはずです。スイス大使・李徹(イ・チョル)からの報告で不眠症になるかも知れません。彼は国民数百万人が餓死しても何とも思わない男ですが、数千億円の隠し財産が危なくなれば夜も眠れません。

金正日を震え上がらせてやろうではありませんか! 大事な隠し財産を攻め立てて、拉致被害者を取り戻して核を放棄させましょう。

あなたの助けを待つ同胞のために、ほんの3分だけ時間を割いてください。よろしくお願いします。


★自分がやらねば誰がやる

このたびアメリカの有力者二百数十人に郵送で要請文と資料を送りましたが、あらためてインターネットの力を感じました。送り先はオバマ大統領、クリントン国務長官、ガイトナー財務長官、国家安全保障会議(NSC)担当者、国務省担当者、財務省担当者、上院議員全員、下院有力者、下院外交委員会所属議員全員、歴代大統領、過去の高官、北朝鮮に関わるシンクタンク研究者・ジャーナリストなどです。今から15年前なら、日本在住の一般市民がこれら送り先の住所を調べることは難しかったと思います。それ以前に、誰に送ったらいいのかさえ分からなかったはずです。なんと便利な時代になったことでしょう。

アーミテージさんやボルトンさんなど現役でない人にも多数送りましたが、現役でないからこそ本人に直接読んでもらえる率が高くなります。そして読んで賛同してくれれば、新聞に書いてくれるかも知れません。それはやがてアメリカの政策を、ひいては東アジアの歴史を変えるかも知れないのです。

例えばボルトンさんが3月にウォールストリート・ジャーナルに書いた下記論説は、「平壌・ダマスカス・テヘラン核の枢軸」間の協力関係について述べています。アメリカ人の北朝鮮への関心は決して高くないですが、これを読んだ多くの人は北朝鮮核拡散の脅威を認識したと思います。それはやがて政策に反映されるのです。

http://online.wsj.com/article/SB123759986806901655.html

もっと大物だと、元国務長官のオルブライトさんは現在オルブライト・グループというコンサルティング・ロビイング会社を経営するかたわらオバマ政権にアドバイスを行なっています。オバマ大統領に直接手紙を送っても高官に読んでもらえる率は低いですが、オルブライト・グループに送れば彼女に近い秘書、また運良ければ本人に読んでもらえるのです。

こうしてみると、手紙やメールを送る手軽な在宅ロビー活動を逆に「行わない」ことが、たいへんな機会損失に思えてくるのです。有史以来、いまほど一般市民が国際政治に関与できる時代はないのです。

残念ながら我が国は、これから厳しい局面を迎えます。命懸けで日本を守った先人の苦労を、我がこととして感じられる時代が来ます。
一人でも多くの方が「自分がやらねば誰がやる」の気持ちで、在宅ロビー活動に取り組んでいただけたらと願っています。

あなたの出した手紙が天(国際政治)を回し、歴史を動かすかも知れません。わずかな可能性に賭けてみませんか。