とどまるところを知らない北朝鮮の脅迫。日本は中国の嫌がらせを受け、安保理の制裁強化決議を断念させられ、制裁対象も3社にとどまり涙を呑みました。ところが今度北朝鮮は、安保理が謝罪しなければ核実験を行うとまで脅迫してきたのです。そこまでやるか!と怒りに打ち震えている方も多いと思います。

ところで皆様、そんな北朝鮮に投資して金正日を助け、自分だけボロ儲けしようという悪徳投資ファンドがあることをご存知でしょうか?産経新聞415日付の下記記事をご覧ください。破廉恥、強欲、卑劣、邪悪、無責任・・・、言葉では表現し切れないほど悪辣なファンドです。

http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/995333/

なんと金正日配下の英国人コリン・マクアスキルは、北朝鮮のため5億ドル(約500億円)を集めるため堂々と活動しているのです。2月にシンガポールで「朝鮮ファンド(ChosunFund Pte. Ltd)」を立ち上げ、プレスリリースやホームページを通して大々的に投資を募っています。下記がブルームバーグに掲載された記事。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=email_en&sid=aJ6sP0GRnSA0

出ている写真がマクアスキルです。「男の顔は履歴書」という大宅壮一の言葉を思い出させるような面構えです。彼はファンドの下記ホームページで、北朝鮮の代理人として働いてきたことを恥かしげもなく自慢しています。

http://www.chosunfund.com/pages/chosun/team.aspx

このファンドは日本にとって大変な脅威であることは言うまでもありません。その害悪は制裁の無力化にとどまりません。世界中から集められる投資資金は金正日政権の権力基盤を強化し、脅迫・恐喝政策が正しいという確信をもたらします。そうなれば北朝鮮はますます脅迫・恐喝を強めるでしょう。核放棄は遠のき、拉致問題は議題にすることすら難しくなります。
さらに北朝鮮に権益を持ち、金正日政権を利するロビー活動を行うヨーロッパ系投資家を作ることになります。これは大きな脅威です。日本の外交力では太刀打ちできません。
その上このファンドが呼び水となって、世界中の投機マネーが北朝鮮に流れ込む可能性すらあるのです。

なんとしてでも朝鮮ファンドを阻止しなければなりません!


兵頭二十八先生の近著『日支宗教戦争』の第7章で「在宅ロビー活動」について私が解説させていただきましたが、さっそくこの件でロビー活動をしました。先週ヨーロッパ議会議員ほぼ全員と英国政府高官、主要議員の計1000人以上に、「貴国(EU)国民が悪辣なことをしている。EUも核拡散で被害を受けるのだから阻止してほしい」と訴えるメールを送りました。さっそく英国下院議会外交委員会のブリジッド・ファウラー博士から、「所属する全議員に訴えのコピーを配布します」という返答をもらいました。

さらにシンガポールの内閣・大蔵省・金融庁・外務省・大統領府の高官、国会議員全員、駐日・駐米大使の189人に、「シンガポール籍のファンドが北朝鮮核拡散の手助けをしている。これは金融センターとしての信用を大きく損ねる。直ちに登録を取り消してシンガポールの信用を守るべき」と訴えるメールを送りました。

朝鮮ファンドはシンガポール籍です。シンガポールが登録を取り消せば大きなダメージを受けます。別の国に移転すればしつこく追いかけ「あのファンドはシンガポールで登録取消になった。貴国も追い出すべき」と当局に掛け合えます。事は日本の安全に関わる重大事。ストーカーにも偏執狂にも喜んでなります。

なおシンガポール金融庁(MAS)のホームページから検索したところ、朝鮮ファンドおよび関連会社の登録は発見できませんでした。不特定多数から投資を募るにはシンガポール証券・先物法による免許か、小規模な場合でも届出による登録が必要なはず。私の探し方が悪いだけかも知れませんが、もし仮に申請前だったらしめたもの。登録を取り消してもらうより、最初から撥ねつけてもらう方がはるかに簡単です。

http://www.mas.gov.sg/fi_directory/index.html


ここで皆様にお願いがあります。
日本を守るため、助けを待つ拉致被害者を取り戻すため、少しだけお時間をください。駐日シンガポール大使にメールを送って、朝鮮ファンドの登録取消を訴えていただきたいのです。

メールアドレスはこちらになります。

singemb_tyo@sgmfa.gov.sg

シンガポール共和国駐日本特命全権大使
タン・チン・ティオン閣下

英語表記: His Excellency Mr Tan Chin Tiong
Ambassador of the Republic of Singapore
冒頭敬辞: Your Excellency,

郵送で送る場合の住所は、
106-0032
東京都港区六本木5-12-3
シンガポール共和国大使館

シンガポール大使館には日本語を話すスタッフがいますので、訴えは日本語で大丈夫です。皆様にそれぞれの論点、表現で、シンガポールが朝鮮ファンドを追放すべきことを訴えていただきたいのです。大勢の方がさまざまな切り口で説得すると効果が高まります。

シンガポールにとって日本は重要な国です。一方北朝鮮には大使館すら置いていません。日本の一般市民から多数訴えが来れば、担当部署に連絡して検討してくれるはずです。

英文でメールを書いていただける方は、ぜひ下記にもお送りください。

首相    LEE Hsien Loong  
lee_hsien_loong@pmo.gov.sg
上級相  GOH Chok Tong   
goh_chok_tong@pmo.gov.sg
顧問相  LEE Kuan Yew    
lee_kuan_yew@pmo.gov.sg
大蔵相  Tharman SHANMUGARATNAM 
tharman_s@mof.gov.sg
外相   George Yong-Boon YEO   
george_yeo@mfa.gov.sg
金融庁事務総長 HENG Swee Keat 
heng_swee_keat@mas.gov.sg

また本格的にお送りいただける方は、下記からメールアドレスを拾っていくと早いと思います。
http://www.sgdi.gov.sg/


私は世界各国の議会・政府ホームページからメールアドレスを拾っていますが、シンガポールほど分かりやすく親切なものはありませんでした。国民の声を積極的に聞こうとする姿勢の表れだと思います。シンガポールの名声が悪徳ファンドのせいで危機にさらされていることを、親切に知らせてあげましょう。

なおメール同報ソフトの使い方については紙面が足りないので割愛しますが、ご興味ある方は『日支宗教戦争』の第7章をご覧ください。この本は結構売れているようで、今の版は残り300部を切ったそうです。ご注文される方はお早めにどうぞ。

http://namiki-shobo.co.jp/military/index.cgi

インターネットの普及により、ごく普通の市民が外国政府に在宅ロビー活動できる時代が来ました。あなたの出した一通のメールが、シンガポール政府を動かし、金正日が首を長~くして待っている500億円をパーにするかも知れません!

ぜひご参加ください!