加藤健の「天を回せ! ロビー活動で挑む」

一般国民が国際政治を動かすための具体的方法論

朝鮮ファンドを追え!

良いお知らせがあります! 2009年55、北朝鮮を支援する悪徳投資ファンド「朝鮮ファンド(ChosunFund Pte Ltd)」の免許剥奪をシンガポール政府に訴えようと呼びかけましたが、お陰さまで大勢の方にご参加いただき、シンガポールから追放することに成功しました! お疲れ様です、ありがとうございます!

http://kenkato.iza.ne.jp/blog/entry/1900862/


朝鮮ファンドはたったの1ヶ月で香港への移転を余儀なくされました。ファンドのホームページ左上をご覧いただくと分かる通り、現在は香港法人と明記されています。下部のpdfファイルには「最近香港で設立された新法人」とあります。日本の草莽の力を思い知ったことでしょう!

http://www.chosunfund.com/pages/chosun/about.aspx

これは大きな成果です。北朝鮮にとって朝鮮ファンドが集めようとしていた5億ドル(500億円)は大金ですし、このファンドが呼び水となって世界中の投機マネーが流れ込む可能性すらあったのです。警鐘を鳴らしてくれた産経新聞・田村秀男編集委員の下記記事、そして辺真一氏のレポートをご覧いただければその危険性がよく分かります。

http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/995333/

http://www.the-journal.jp/contents/pyon/2009/04/post_169.html


副次的効果も期待できます。大勢の日本人から送られてきたメールは、シンガポールの対北朝鮮制裁を強化する方向に影響を与えたはずです。あらためて北朝鮮リスクを意識したことでしょう。
北朝鮮投資ファンドが組成されたり、北朝鮮が不法な金融活動を行ったりするのは、シンガポールや香港のような銀行機密保護が厳格な租税回避地(タックスヘイブン)であることが多いです。それらの国や地域に警告することは、民間でできる有効な制裁なのです。

同時に今回の成果は、市井の市民でも力を合わせれば北朝鮮に打撃を与えられることを立証したと思います。インターネットの普及は、平素はそれぞれの職業に従事しつつ、空いた時間に全世界を相手に在宅ロビー活動する「在郷ロビイスト」という生き方を可能にしました。在郷ロビイストが増えれば、日本を守る大きな力になると確信しています。


ところで皆様、安心するにはまだ早いです。上記のとおり、朝鮮ファンドは香港に場所を変えて活動しているのです。第一ラウンドでダウンを奪いましたが、まだ勝負は終わっていません。今度は香港からも追放されるよう、もう一押し必要です。

私は香港特別行政区政府高官と立法会議員の計135人に、先日の国連安保理決議1874とアメリカ財務省が出した警告を引用して朝鮮ファンドの危険性を訴え、免許を剥奪するよう求めました。

http://www.un.org/News/Press/docs/2009/sc9679.doc.htm
http://www.fincen.gov/statutes_regs/guidance/pdf/fin-2009-a002.pdf

また北朝鮮の収容所で、中国から強制送還された女性の赤ちゃんが「中国人との混血児は抹殺する」という方針により生き埋めにされ殺されていますが、それを報じたBBCの下記記事を引用して民族意識に訴えました。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/3204509.stm

ここで皆様にお願いがあります。
日本を守るため、助けを待つ私たちの同胞(拉致被害者・日本人妻)を取り戻すため、少しだけお時間をください。下記メールアドレスに英語または中国語でメールを送って、朝鮮ファンドの免許剥奪を訴えていただきたいのです。

難しい英語は必要ありません。かえって一言だけの方が、強い気持ちが伝わっていいかも知れません。
例えば本文が ”Violation of UNSCR 1874” (国連安保理決議1874違反)の一言と朝鮮ファンドのリンクだけだったら、受け取る方はちょっと気味が悪いかも知れません。
しかしそれでいいのです。「北朝鮮と関わるのはヤバい」という印象を与えるのが目的なのです。その印象が、政策や決定に影響をおよぼすのです。

香港特別行政区政府
行政長官   Sir Donald Tsang     
ceo@ceo.gov.hk
政務司司長  Mr Henry Tang        cso@cso.gov.hk
財政司司長  Mr John Tsang       fso@fso.gov.hk
律政司司長  Mr Wong Yan Lung   sjo@doj.gov.hk
中央政策組主席顧問 Professor Lau Siu Kai  siukailau@cpu.gov.hk
財経事務及庫務局局長 Professor K C Chan  sfst@fstb.gov.hk
香港金融管理局総裁   Mr Joseph Yam  hkma@hkma.gov.hk
證券及期貨事務監察委員会主席 Mr Eddy C. Fong  enquiry@sfc.hk
香港立法会

主席   Mr Jasper Tsang   plc@legco.gov.hk
金融界選出 Dr David Li    lidkp@hkbea.com

本格的にお送りいただける方やファックスでお送りになる方は、下記から情報を拾っていってください。

http://tel.directory.gov.hk/index_ENG.html
http://www.legco.gov.hk/english/index.htm

なお日本語で訴えたいという方は、東京の香港経済貿易代表部に送るという手があります。ここは商務及経済発展局に所属しますが、香港特別行政区政府を代表しています。重要なことは報告するはずです。
http://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/index_j.html
主席代表 祝彭婉儀 女史    Mrs Jennie Chok
jennie_chok@hketotyo.gov.hk     Tokyo_enquiry@hketotyo.gov.hk

現時点では、證券及期貨事務監察委員会(証券先物委員会)のデータベースで朝鮮ファンドや代表者コリン・マカスキルの名前は出ません。現在申請中なのだと思います。潰すなら今がチャンスです! いますぐメールを!

http://www.sfc.hk/sfc/html/EN/intermediaries/trading/licensed/licensed.html


ちなみに先日ある筋から情報提供いただき、朝鮮ファンドが南アフリカのインベステック銀行を通してワコビア銀行ニューヨーク支店に口座を持っていることが分かりました。さっそくワコビア銀行の親会社であるウェルズ・ファーゴの会長とCEO宛に、口座をすぐに解約するよう求める書簡を送りました。

残念ながら現在のところご返答いただけていません。やむを得ず近日中にSEC(アメリカ証券取引委員会)に対して、行政指導を求める書簡を送る予定です。

もしワコビア銀行かウェルズ・ファーゴに知人がいる方がいれば、ぜひこの事実を知らせてあげてください。ワコビアには何の恨みもありませんので、平穏に口座を解約してくれればそれでいいのです。


それでは皆様、よろしくお願いいたします。金正日に一矢報いようではありませんか!

「朝鮮ファンド」を潰せ!

とどまるところを知らない北朝鮮の脅迫。日本は中国の嫌がらせを受け、安保理の制裁強化決議を断念させられ、制裁対象も3社にとどまり涙を呑みました。ところが今度北朝鮮は、安保理が謝罪しなければ核実験を行うとまで脅迫してきたのです。そこまでやるか!と怒りに打ち震えている方も多いと思います。

ところで皆様、そんな北朝鮮に投資して金正日を助け、自分だけボロ儲けしようという悪徳投資ファンドがあることをご存知でしょうか?産経新聞415日付の下記記事をご覧ください。破廉恥、強欲、卑劣、邪悪、無責任・・・、言葉では表現し切れないほど悪辣なファンドです。

http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/995333/

なんと金正日配下の英国人コリン・マクアスキルは、北朝鮮のため5億ドル(約500億円)を集めるため堂々と活動しているのです。2月にシンガポールで「朝鮮ファンド(ChosunFund Pte. Ltd)」を立ち上げ、プレスリリースやホームページを通して大々的に投資を募っています。下記がブルームバーグに掲載された記事。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=email_en&sid=aJ6sP0GRnSA0

出ている写真がマクアスキルです。「男の顔は履歴書」という大宅壮一の言葉を思い出させるような面構えです。彼はファンドの下記ホームページで、北朝鮮の代理人として働いてきたことを恥かしげもなく自慢しています。

http://www.chosunfund.com/pages/chosun/team.aspx

このファンドは日本にとって大変な脅威であることは言うまでもありません。その害悪は制裁の無力化にとどまりません。世界中から集められる投資資金は金正日政権の権力基盤を強化し、脅迫・恐喝政策が正しいという確信をもたらします。そうなれば北朝鮮はますます脅迫・恐喝を強めるでしょう。核放棄は遠のき、拉致問題は議題にすることすら難しくなります。
さらに北朝鮮に権益を持ち、金正日政権を利するロビー活動を行うヨーロッパ系投資家を作ることになります。これは大きな脅威です。日本の外交力では太刀打ちできません。
その上このファンドが呼び水となって、世界中の投機マネーが北朝鮮に流れ込む可能性すらあるのです。

なんとしてでも朝鮮ファンドを阻止しなければなりません!


兵頭二十八先生の近著『日支宗教戦争』の第7章で「在宅ロビー活動」について私が解説させていただきましたが、さっそくこの件でロビー活動をしました。先週ヨーロッパ議会議員ほぼ全員と英国政府高官、主要議員の計1000人以上に、「貴国(EU)国民が悪辣なことをしている。EUも核拡散で被害を受けるのだから阻止してほしい」と訴えるメールを送りました。さっそく英国下院議会外交委員会のブリジッド・ファウラー博士から、「所属する全議員に訴えのコピーを配布します」という返答をもらいました。

さらにシンガポールの内閣・大蔵省・金融庁・外務省・大統領府の高官、国会議員全員、駐日・駐米大使の189人に、「シンガポール籍のファンドが北朝鮮核拡散の手助けをしている。これは金融センターとしての信用を大きく損ねる。直ちに登録を取り消してシンガポールの信用を守るべき」と訴えるメールを送りました。

朝鮮ファンドはシンガポール籍です。シンガポールが登録を取り消せば大きなダメージを受けます。別の国に移転すればしつこく追いかけ「あのファンドはシンガポールで登録取消になった。貴国も追い出すべき」と当局に掛け合えます。事は日本の安全に関わる重大事。ストーカーにも偏執狂にも喜んでなります。

なおシンガポール金融庁(MAS)のホームページから検索したところ、朝鮮ファンドおよび関連会社の登録は発見できませんでした。不特定多数から投資を募るにはシンガポール証券・先物法による免許か、小規模な場合でも届出による登録が必要なはず。私の探し方が悪いだけかも知れませんが、もし仮に申請前だったらしめたもの。登録を取り消してもらうより、最初から撥ねつけてもらう方がはるかに簡単です。

http://www.mas.gov.sg/fi_directory/index.html


ここで皆様にお願いがあります。
日本を守るため、助けを待つ拉致被害者を取り戻すため、少しだけお時間をください。駐日シンガポール大使にメールを送って、朝鮮ファンドの登録取消を訴えていただきたいのです。

メールアドレスはこちらになります。

singemb_tyo@sgmfa.gov.sg

シンガポール共和国駐日本特命全権大使
タン・チン・ティオン閣下

英語表記: His Excellency Mr Tan Chin Tiong
Ambassador of the Republic of Singapore
冒頭敬辞: Your Excellency,

郵送で送る場合の住所は、
106-0032
東京都港区六本木5-12-3
シンガポール共和国大使館

シンガポール大使館には日本語を話すスタッフがいますので、訴えは日本語で大丈夫です。皆様にそれぞれの論点、表現で、シンガポールが朝鮮ファンドを追放すべきことを訴えていただきたいのです。大勢の方がさまざまな切り口で説得すると効果が高まります。

シンガポールにとって日本は重要な国です。一方北朝鮮には大使館すら置いていません。日本の一般市民から多数訴えが来れば、担当部署に連絡して検討してくれるはずです。

英文でメールを書いていただける方は、ぜひ下記にもお送りください。

首相    LEE Hsien Loong  
lee_hsien_loong@pmo.gov.sg
上級相  GOH Chok Tong   
goh_chok_tong@pmo.gov.sg
顧問相  LEE Kuan Yew    
lee_kuan_yew@pmo.gov.sg
大蔵相  Tharman SHANMUGARATNAM 
tharman_s@mof.gov.sg
外相   George Yong-Boon YEO   
george_yeo@mfa.gov.sg
金融庁事務総長 HENG Swee Keat 
heng_swee_keat@mas.gov.sg

また本格的にお送りいただける方は、下記からメールアドレスを拾っていくと早いと思います。
http://www.sgdi.gov.sg/


私は世界各国の議会・政府ホームページからメールアドレスを拾っていますが、シンガポールほど分かりやすく親切なものはありませんでした。国民の声を積極的に聞こうとする姿勢の表れだと思います。シンガポールの名声が悪徳ファンドのせいで危機にさらされていることを、親切に知らせてあげましょう。

なおメール同報ソフトの使い方については紙面が足りないので割愛しますが、ご興味ある方は『日支宗教戦争』の第7章をご覧ください。この本は結構売れているようで、今の版は残り300部を切ったそうです。ご注文される方はお早めにどうぞ。

http://namiki-shobo.co.jp/military/index.cgi

インターネットの普及により、ごく普通の市民が外国政府に在宅ロビー活動できる時代が来ました。あなたの出した一通のメールが、シンガポール政府を動かし、金正日が首を長~くして待っている500億円をパーにするかも知れません!

ぜひご参加ください!

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