加藤健の「天を回せ! ロビー活動で挑む」

一般国民が国際政治を動かすための具体的方法論

ホワイトハウスに訴えよう!

★最強の友軍が登場!

金正日秘密口座凍結プロジェクトにご参加いただいている皆様、朗報です! なんと世界最強のユダヤ人組織が、私たちの運動に協力してくれることになりました!

その名はサイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)。私に署名入り返答をくれたナンバー2のアブラハム・クーパー師の紹介文を読むと、影響力の凄さが分かります。
「クーパー師は(創立者の)ハイアー師とともに、ローマ法王、各国大統領や外務大臣など世界のリーダーに定期的に会い、ユダヤ人の権利を守っています」

http://www.wiesenthal.com/site/pp.asp?c=lsKWLbPJLnF&b=4885451


これは決して誇張でなく、ニューズウィーク誌は2007年に「世界中のほとんどの国家指導者、ジャーナリスト、ハリウッドの大物たちと直接電話で話せる」と書いています。世界で最も影響力のあるNGOといっていいでしょう。

日本だと、文藝春秋が発行していた雑誌マルコポーロにホロコーストを否定する記事が出たとき、SWCが強烈な圧力をかけ、雑誌廃刊・編集長解任、そして社長辞任にまで追い込みました。

そのSWCに書簡を送り、「北朝鮮製化学兵器がヒズボラやハマスの手に渡り、ユダヤ人が虐殺されそうだ! 阻止するため秘密銀行口座凍結にご協力を!」と訴えたところ、すぐに返事がきて「北朝鮮と取引する銀行により一層強力な圧力をかけるため、ワシントンの同僚と有効な対策を練ります」と約束してくれました。

これは期待できます! 頭脳明晰なユダヤ人は金融業界で力を持っていて、例えばゴールドマン・サックス会長からアメリカ財務長官になったロバート・ルービンや、ヘッジファンドの帝王ジョージ・ソロスはユダヤ人です。またルクセンブルクに本部があるエドモンド・ロスチャイルド銀行も名前の通りユダヤ系です。

全世界のユダヤ人金融関係者が、「金正日体制を倒さないとまた虐殺される!」と立ち上がれば、秘密銀行口座はすぐに発見され、凍結されます。大いに期待したいものです!


★北朝鮮と取引する銀行は潰せ!

私はいまアメリカ政府に、「北朝鮮秘密資金を預かっていたと後から判明した銀行は、愛国者法を適用して潰す。これが最後のチャンスだ、いますぐ申し出ろ!」と声明を出すよう依頼しています。NSCのベーダー・アジア上級部長、財務省のレビー次官、国務省のラールセン朝鮮課長などに、書簡やファックスを送って訴えました。この件はラジオ・フリー・アジア(RFA)でも取り上げられ、北朝鮮向けに放送されています。

http://www.rfa.org/korean/in_focus/jp_activist-05252010183150.html
翻訳ページ

http://translate.google.co.jp/?hl=ja&tab=wT#

それからいま準備中ですが、来週にはアメリカ上院議員全員と下院の有力議員200人近くに、216宣言英語版を添付して同様の書簡を送ります。
昨年送ったときは、下院外交委員会のファレオマバエガ小委員長から返答をいただき、RFAが「米下院議会、北朝鮮秘密資金の追跡に協力を約束」と報じてくれました。

http://www.rfa.org:80/korean/in_focus/nk_fund_chase-11132009155907.html
これだけでも強力な圧力になったことでしょう。

今回適用を訴えている愛国者法(USA PATRIOT Act)は、アメリカ政府が外国の銀行を一瞬で潰すことができる強力なものです。同法311条によってアメリカ政府は、マネーロンダリングに関与している外国銀行との取引を、全アメリカ銀行に命令して禁止することができます。これをやられると、ブラックリストに載った銀行は米ドルの送金・受取が一切できなくなり、信用不安で倒産するのです。北朝鮮資金を扱っていたマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)は、この法律を適用されて事実上倒産しました。

このような制裁が可能なのは、国際金融の仕組上、米ドルの送金がアメリカの銀行を必ず通るからです。例えば日本の銀行からイギリスに米ドルを送金する場合、日本の銀行は契約先のアメリカのコルレス銀行(中継業務を行う銀行)に送金を指示し、コルレス銀行がイギリスの銀行に資金を振り替えて送金する仕組になっています。日本の銀行とイギリスの銀行が直接決済する訳ではないのです。そして米ドルのコルレス銀行はアメリカの銀行だけですので、アメリカの銀行との取引を禁止されると、国際金融の世界から締め出されるのです。

金正日の秘密資金、または「疑わしい資金」を預かっている銀行は、アメリカ政府が本気で警告すれば必ず申し出ます。いま現在はリスクに見合う収益があるから、知らないフリをして預かっているだけなのです。ところが判明次第叩き潰すとアメリカ政府が宣告すれば、預かり資産の1%ちょっとの信託報酬では到底リスクに見合わないことになります。また子供の寝顔を見て、「パパは犯罪者になる訳にいかない」と思うでしょう。リスクさえ高くすれば、金正日は情け容赦なく売られるのです!


★直通ファックス番号に訴えよう!

ここであなた様にお願いがあります。助けを待つ同胞のため、少しだけ時間を割いていただけないでしょうか?
ホワイトハウス別棟の非公開ファックス番号をお知らせしますので、「北朝鮮マネーロンダリングを手伝う銀行に警告してください」と訴えていただきたいのです。

今回はなにしろ非公開の部署直通番号ですので、同じ文面を多数送るのは不適切と考え、サンプル文は掲載しません。自らの言葉で訴えていただけたらと思います。
英語については、「通じればいいんだ!」という堂々とした気持ちが大切だと思います。私も英語の勉強で苦労していますが、「表現じゃなくて内容が大切なんだ」と自分に言い聞かせています。とにかく出しましょう!

ファックスを送る要領は国内と同じです。下記番号の前に001-010(KDDI)とダイヤルすれば、すぐホワイトハウスに繋がります。

大統領補佐官
Gen. James L. Jones
National Security Advisor
FAX: 1-202-456-9490

国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長
Ambassador Jeffrey A. Bader
NSC Senior Director for Asian Affairs
FAX:
1-202-456-9250

英語が苦手な方は、日本語で書いて下記にお送りください。実はベーダー・アジア上級部長の下で日本を担当しているダニエル・ラッセル部長(元国務省日本課長)は、日本駐在が長く日本語が堪能です。ちょっと聞いただけでは外国の方と分からないほど上手いです。ちなみに奥様の名前はケイコさん。気さくで親しみやすい紳士です。

Daniel R. Russel
NSC Director for
Japan, South Korea and North Korea
FAX: 1-202-456-9250
(文面のどこかにDear Mr. Russel, と英語で入れてください。アジア部の事務スタッフは日本語を理解しないと思うので)

それでは、いますぐお送りください。あなたの助けを待つ人がいます。


★ロジャー・ヘルマー議員が北朝鮮を激しく非難!

前回まで欧州議会への在宅ロビー活動にご参加いただいた皆様、お疲れ様です。ありがとうございました。

欧州議会では、617日に北朝鮮問題の討議が行われました。その中で朝鮮半島代表団のエフラー団長が、人権小委員会がじっくり準備して9月か10月に北朝鮮人権決議案を提出すると述べています。私たちが訴えた拉致問題もきっと取り上げられるでしょう。

http://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?pubRef=-//EP//TEXT+CRE+20100616+ITEM-014+DOC+XML+V0//EN&language=EN

メールを送られた方の多くが、イギリス選出のロジャー・ヘルマー議員から返事をもらったと思います。今回そのヘルマー先生が激越な表現で北朝鮮を非難しました。日本語訳を下記に掲載します。

「(天安艦テロ事件について述べたあと)北朝鮮の酷い人権状況についても忘れるわけにはいかない。食糧・水・電気の欠乏、メディアへのアクセス禁止。20万人もの人々が強制収容所で過労、飢餓、拷問で殺されていくという現実。午前3時のお迎え(収容所への連行)。子や孫まで連座させられる刑罰。強制送還された脱北者の赤ちゃんが、母親の目の前で首を絞めて殺される非道。実際のところ、北朝鮮全体が巨大な強制収容所にされてしまった」
「この体制の国内での弾圧、国外での海賊行為や好戦的態度、断固とした核兵器獲得政策、6カ国協議でのゴマカシ、絶え間ない威嚇と脅迫を考えると、「親愛なる指導者、金正日同志」周辺の連中が、理性のない偏執狂の人格異常者の群れであることは明らかである」

遠く離れたヨーロッパの議員が、金正日体制の本質を正確に理解しているのはありがたいことです。私たちが一生懸命送ったメールやファックスや手紙も、大いに影響していると思います。
今後とも一人でも多くの有力者に北朝鮮の実像を知らせ、包囲網を一段と強化したいものです。在宅ロビー活動は地味で孤独な作業ですが、確実に効果があります。拉致被害者全員を取り返す日までがんばりましょう!

北朝鮮人権決議案で拉致問題を大きく取り上げさせよう!

★決議案の内容がこれから決まる!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、欧州議会に多数のメール、ファックスをお送りいただき誠にありがとうございます。

本ブログ2010年5月20日付記事

私たちの動きは、北朝鮮向けに放送されているラジオ・フリー・アジア(RFA)で3回も報じられました。私たちが拉致問題を必死に訴えているニュースが、北朝鮮の工作機関や一般国民に広く伝えられたのです。拉致被害者にもその報は届いたと思います。大いに励まされたことでしょう。

残念ながら、欧州議会代表団の訪朝は情勢緊迫化のため中止になりました。今回行くのは韓国だけです。イギリス選出のデイビッド・マーティン議員から説明のメールをいただいた方も大勢いると思います。

しかし私たちの在宅ロビー活動は別の方向で効いています。RFAによれば、欧州議会の人権小委員会が近々北朝鮮人権決議案を提出予定です。人権小委員会は、代表団が韓国から帰国してから打ち合わせをし、最終的な内容を決めることになっています。

代表団との打ち合わせの席で、拉致問題や私たちの在宅ロビー活動が話題になることは間違いありません。沢山のメールやファックスが届いたばかりでなく、アメリカの国営放送局から何本も取材の電話が入っているのです。

ここで人権小委員会にさらに拉致問題を訴えれば、北朝鮮人権決議案で大きく取り上げてもらうことができます。そうなれば、拉致問題解決にEU全体の力を借りることができます。一緒にやりませんか?


★みんなで訴えよう!

私は人権小委員会のハイジ・ハウタラ委員長と副委員長全員に、英文の拉致問題啓発資料やDVDが入った小包を送り、人権決議案で拉致問題を大きく取り上げるよう依頼しました。EU市民9人の拉致について、ル・フィガロ紙、ジャパン・タイムズ紙とRFAの記事を引用して強く訴えました。
ハウタラ委員長は、国際刑事裁判所(ICC)が金正日を訴追できるかどうか関係者に会って協議するなど、北朝鮮人権問題に熱心に取り組んでいる先生です。期待できます。

ここであなた様にお願いがあります。助けを待つ同胞のため、ほんの数分だけ時間を割いていただけないでしょうか? 下記あてにメールを送って訴えていただきたいのです。

欧州議会人権小委員会
委員長  Heidi Hautala (Ms. Hautala)  
heidi.hautala@europarl.europa.eu
副委員長 Andrzej Grzyb (Mr. Grzyb)  
andrzej.grzyb@europarl.europa.eu
副委員長 Laima Liucija Andrikiene (Ms. Andrikiene) 
laimaliucija.andrikiene@europarl.europa.eu
副委員長 Metin Kazak (Mr. Kazak)  
metin.kazak@europarl.europa.eu
副委員長 Janusz Wladyslaw Zemke (Mr. Zemke)  
janusz.zemke@europarl.europa.eu

サンプル文

件名: North Korean Abduction of EU Citizens
本文:
Dear (上記括弧内の名前),

I am writing to request that the Subcommittee on Human Rights calls for the release of all foreign abductees in the DPRK Human Rights Resolution. As you may know, there are 9 EU citizens who have been abducted by DPRK along with other foreign nationals and they are desperately waiting for your help.
http://www.sukuukai.jp/narkn/

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20070421a7.html
http://www.lefigaro.fr/international/2008/04/21/01003-20080421ARTFIG00614-les-captives-etrangeresde-la-coree-du-nord.php

I suggest that the Subcommittee make it clear there would be no major investment from the EU until all abductees are released.

Sincerely yours,
(あなた様の名前)

The Japanese government website on abduction issue

http://www.rachi.go.jp/en/index.html
http://nettv.gov-online.go.jp/eng/prg/prg1786.html


人権小委員会に所属する議員の一覧は下記に出ていますので、お時間がある方はぜひ全員にお送りください。ちなみに副委員長のゼムケ議員は、ポーランドの元副国防相です。
http://www.europarl.europa.eu/activities/committees/membersCom.do?language=EN&body=DROI

それからファックスで送られる方は、下記のファックス番号に送信してください。KDDIの場合であれば001-010とダイヤルしたあと、下のファックス番号を押すだけですぐつながります。日本国内に送るのと変わりません。

委員長  Ms. Hautala  32-228-49374
副委員長 Mr. Grzyb    32-228-49185
副委員長 Ms. Andrikiene  32-228-49858
副委員長 Mr. Kazak    32-228-49924
副委員長 Mr. Zemke    32-228-49426

それでは今すぐお送りください。あなたの助けを待つ人がいます。


★拉致問題説明用の英語

下記は拉致問題対策本部が出している英語の解説動画。20分くらいのものです。

http://nettv.gov-online.go.jp/eng/prg/prg1110.html
こちらは短縮版で約8分。
http://nettv.gov-online.go.jp/eng/prg/prg1786.html

割と早く話していますが、内容はご存知の通りですので、拉致問題を説明する際に必要な語彙を学ぶことができます。

拉致問題は断じて「日朝間の問題」ではありません。世界対北朝鮮、文明対犯罪、正義対悪の問題です。しかしながら、世界に訴えていかなければ無視されてしまうのが現実です。

国民一人一人がそれぞれの人脈を活用して訴えていきたいものです。上記の動画は、英語で説明する前の準備用にちょうどいいと思いますので、ぜひご活用ください。

それではお互いがんばりましょう!

 

 

欧州議会代表団に、拉致問題提起を頼もう! 弐

★動きだした!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、私たちの拉致問題提起の訴えが効果を発揮しています!

本ブログ2010年5月5日付記事

このたびアメリカ国営(事実上)の宣伝放送局ラジオ・フリー・アジアの取材を受け、記事になりました。
記者が訪朝団のウォルター・マスール事務局長に、私たちが拉致問題提起を訴えていることを問うと、「訪朝団のエフラー団長はこの問題を認識している」と答えたとあります。高い確率で取り上げられると見ていいと思います。
下記が韓国語で書かれた記事です。google翻訳システムを利用すると概要をつかめます。

http://www.rfa.org:80/korean/in_focus/nk_diplomacy/eu_nk-05072010145857.html
翻訳ページ

http://translate.google.co.jp/?hl=ja&tab=wT#


またマスール事務局長から私宛にメールが来ていますが、かなり前向きな返答です。

EUからの圧力は北朝鮮に効きます! 拉致問題を大きく前進させる可能性があります!
先日の呼びかけで、北朝鮮がEUからの投資に期待していることを書きましたが、圧力が効く理由はそれだけではありません。

EUはすでに強力な制裁を行っているのです。昨年12月施行の独自制裁の中で、EUは最高幹部の入国を全面的に禁止しました。これは効いています。
北朝鮮の最高幹部は病気になるとフランスの病院で治療を受けますが、制裁が解除されない限りもう行けないのです。これ命に関わります。彼らは国民が何百万人餓死しようが体制が揺るがない限り何とも思いませんが、自分の命は大事です。治療を受けられないというのは大問題です。制裁解除の決定権を持つEUは、圧倒的に立場が強いのです。

さらに私たちが訴えてきた秘密銀行口座の問題もあります。ヨーロッパの秘密銀行口座に金正日は数千億円隠していますが、もしEUを拉致問題で本気で怒らせてしまったら、徹底的に捜査されて発見・凍結されます。EUは北朝鮮最大の弱点を握っている訳で、力関係でいえば裁判官と刑事被告人くらい差があります。

そのEUの議会訪朝団が拉致問題を厳しく追求したら、これは効きます! 訪朝団に力強く迫ってもらいましょう!
メールやファックスの数が多ければ多いほど、拉致問題を大きく取り上げてもらえます。引き続き訴えてください。


★いま一度、メールを、ファックスを!

私はメールで訴えたあと、朝鮮半島代表団の全25議員あてに英文の拉致問題資料、本、DVDを入れた小包を送りました。無料で分けてくださった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

メールによる訴えは、救う会徳島事務局様が下記のように全所属議員のメールアドレス、名前を調べて呼びかけてくださいました。ぜひこちらを参考に、もう一度お送りください。

http://8918.teacup.com/oyanirami/bbs/920

それからもう一つ、ファックスで訴えるという方法があります。
国際電話は簡単です。ご存知の方も多いと思いますが、KDDIの場合であれば001-010とダイヤルしたあと、下のファックス番号を押すだけです。すぐつながります。日本国内に送信するのとほとんど変わりません。

欧州議会朝鮮半島代表団幹事議員の事務所ファックス番号
団長  Dr. Ehler  32-228-49325
副団長 Mr. Hafner 32-228-49372
副団長 Ms. Rosbach 32-228-49746

他の正規メンバー議員の事務所ファックス番号
32-228-49454   32-228-49700   32-228-49229
32-228-49764
   32-228-49560   32-228-49748
32-228-49539
   32-228-49289   32-228-49753
32-228-49558
   32-228-49850

すでに資料も送ってありますので、英文で細かいことを説明する必要はないと思います。英語で一言Abduction(拉致)とどこかに書いてあれば、日本語で熱い思いを書いても大丈夫です。字は読めなくても、思いは伝わります。いま重要なのは、多数の訴えを集中させて拉致問題の重大性を認識してもらい、少しでも大きく力強く取り上げてもらうことです。

下記は拉致問題対策本部による30秒の広報。ぜひご覧ください。「拉致被害者を取り戻すため、あなたの声を、力を、貸してください」とあります。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1899.html

力を貸してください。あなたの助けを待つ人がいます。


★最大の名誉

最近、ある保守系活動家の戦死されたご祖父の遺書を拝見する機会があり、深い感銘を受けました。戦争末期の若い兵士の遺書は多く出版されていますが、これは開戦前の、しかも44歳の民間人による珍しいものです。許可を得たので画像を掲載します(名前は消してあります)

 

「男児最大の名誉」という部分が深く印象に残りました。これは本心だったそうです。

愛知県出身のこの人物は、少年時代に国のため南方で活躍しよう志を立て、親の反対を押し切って東京外国語学校マレー語科(現東京外国語大学)に進学します。そして優秀な成績で卒業して戦前の三井物産に就職しますが、残念なことに実直な人柄と高度な語学力を買われて文書課に配属されてしまいます。本社で暗号編纂、電信や翻訳といった地道な仕事に明け暮れるうちに4人の子供が生まれ、少年時代の夢とは大分異なった普通の会社員として中年になりました。

そして不惑の四十を過ぎて数年が経ったとき、ついに志を得ました。語学や暗号といった専門知識を買われ、いきなり将校待遇の軍属として軍に迎えられたのです。そして勇躍南方に出陣し、存分に働きます。生涯の夢を実現させたのです。

いったん会社員に戻ってフィリピンに赴任したあと、彼は再び軍務につきます。そして昭和20年に山中を移動中マラリアに罹ると、足手まといになってはいけないと自分を置いていくよう部下に厳しく命じ、フィリピンの土となりました。妻と4人の子を思えば「背負って連れていけ」と言いたかったに違いありません。しかし己を律し、自己犠牲の道を選んだのです。部下たちは日本に生還しました。

真珠湾攻撃の4日前に書かれたこの立派な遺書と、この人物が辿った過酷な運命を思うとき、国の役に立つことがいかに大変だったか痛感させられます。

それに比べて、現在の私たちの何と恵まれていることか! 家に帰って、パソコンやファックスを前にするだけで、外国の議会に訴えて国際政治に影響力を行使できるのです。こんな恵まれた時代は建国以来はじめてです。

この文章を読んでくださっている方の多くは、遺書の人物や、また私と同じように国の役に立ちたいという熱情をお持ちの方だと思います。命と引き換えに日本を守ってくださった先人に感謝しつつ、在宅ロビー活動に励もうではありませんか!北朝鮮が窮地に陥っている今こそ、拉致被害者を取り返す最大のチャンスです!

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